3月後半になって、一気に紫外線量が増えたように感じる今日この頃。
気温の上昇とともに、日焼けを気にしだす方も多いように感じますが、
ご存知の通り、気温関係なく、年間を通して、紫外線はばっちり放出されてます。
夏冬関係なく、日焼け対策は必須であることは、誰もが知っている事実ですので、美容を気にする皆様は、
日常的に日焼け止めを使われているかと思います。
しかし、
それでも、なんでか 日に焼けたような気がする。
黒くなったような気がする。
という方がいらっしゃいます。
その中には、実際に残念ながら日焼けしてしまっているケースと、
日焼けしていないのに、そのように見えてしまっているだけのケースとあります。
今日は、日焼け止めを使っているのに、日焼けしてしまったように感じる
その訳についてご案内いたします。
それってほんとに日焼けしてるの?
私の感覚的な割合だと、黒くなったような気がするとおっしゃっている方の3割は、
実際には、日焼けしているわけではないです。
では、なんなのかというと、ただのくすみ。
黒く見える原因が、くすみによるものであるなら、
きちんとした生活とお肌のお手入れを繰り返して行けば、しばらくしたら元に戻るはずです。
ちなみに、そのくすみの原因として考えられるものには、以下のようなものがあります。
- 血行不良
- 角質肥厚
- 乾燥
- 酸化
- 糖化 など
これらについては、以下のブログで触れていますので、ご覧ください。
そして、残りの7割が、残念ながら日焼けしてしまっているケースです。
日焼け止めを塗っているのに日焼けしてしまった4つの訳
朝塗りっぱなしになっている
日焼け止めは、塗り直しが必須です。
そもそも、紫外線の肌に対する影響の受けやすさはかなり個人差があります。
朝、SPFの高い日焼け止めを塗ったとしても、その高さの分だけ長い時間
日焼けを防げるとは言い切れません。
(日焼け止めのSPFについては先ほどのブログでも触れているので割愛します。)
さらには、日焼け止めは、膜を張ってカバーするようなもの。
ちょっとお肌をこすれば取れてしまいますし、汗をかいても取れてしまうのです。
ですから、朝日焼け止めを塗ったら、SPFが幾つであろうと、
2,3時間経てば、塗り直しをしていなければ、紫外線をシャットアウトすることなんてできないのです。
もちろん、朝の出勤時間だけ外に出て、あとは夜まで室内。というケースなら別ですが、
そうでない限りは、絶対塗り直しをしなければ、やはり日焼けしてしまうのです。
伸ばしすぎている
日焼け止めを塗っているところを、実際に見せていただくと、
クリームや美容液のように擦り込むように塗っている方が結構いらっしゃいます。
日焼け止めは、毛穴の中に入れ込む訳でなく、肌表面にベールをまとうようなイメージで使います。
擦り込むような塗り方や、伸ばしすぎてもNG。
膜を張るように、乗せていかないといけないのです。
そう意識するほどに、どうしても 白浮きしやすくなってしまうのは、ある程度致し方ないのです。
(白浮きを避けるために、間隔を空けたり、最後にティッシュオフしたりで対処可能ですよ。)
去年の日焼け止めを使っている
日焼け止めは、基本的には1シーズンで使い切りましょう。
1年前、2年前の日焼け止めをもったいないからと使い続けているケースも良くあります。
その化粧品にもよるものの、基本的に日焼け止めは1年以上前のものは使わないようにしたいです。
1年以上前のものは、日焼け止めの効果はあったとしても、その化粧品自体が参加していることは間違いない。
酸化している化粧品を使い続ければ、当然肌のくすみ シミを引き起こし、
紫外線避けどころではなくなってしまいます。
クリームと混ぜて使っていませんか?
日焼け止めと、クリームを混ぜて使っているという方も結構いらっしゃいます。
その理由の多くは、日焼け止めだけで使うと、なんだかべとつくような気がするから、、、、というもの。
よくわかります。
ですが、クリームと日焼け止めは全く働き方が違います。
肌に保湿力を与えたり、滑らかさを与えたり、そうした効用が主作用のクリームに対して、
日焼け止めは、あくまでも外的刺激である、紫外線をカバーするためのもの。
皮膚の内部にアプローチするものではないのです。
その2つを混ぜて使っては、意味がないというか、むしろ日焼け止めの効果もクリームの効果も
半減しかねません。
これについては、エステティシャンやサロンさんによって様々な見解があるようですが、
当サロンにお越しのお客様には、徹底して、日焼け止めは単体で使っていただくことをお願いしています。
まとめ
せっかく使う日焼け止め。しっかり働いてもらわなくては意味がありません。
ですが、かなり多くの方が この4つのいずれか、もしくはいくつか複数の使い方をしていらっしゃいます。
今一度日焼け止めの正しい使い方を確認して、美肌をキープしましょう。
そして、日焼け止めアイテムの性質を考えれば、
どんなに優秀な日焼け止めでも、やはり100 % 紫外線をカット!というのは難しいのも事実。
日焼け止めを塗るのと同時に、帽子や傘、サングラスなどを併用するよう心がけましょう。
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