先日2024年WBJに6年ぶりに行ってきました。
WBJとは、World Beauty Japanという日本で最大規模の美容業界の見本市。
久しぶりの美容系の展示会で、最新の流行や同行をリサーチし、また,サロン再開に向けて、場合によってはサロン取り扱い商材の見直しもあり得ると思っての参戦。
たくさんの収穫があったのですが、その中で一番おどろいたのが、昔に比べて「ハーブ」をうたった商材の多いこと。
特に「ハーブピーリング」という商材がとても多く、直接お話をきけただけでも、5件の業者がありました。
今回は、真っ新な気持ちで各業者さんのお話を聞きましたが、やはりグリーンピールで間違えていないと改めて心に決め、サロン再開を表明しました。
そこで、今回は、混乱しやすい『ハーブピーリング』と言われる部類の商材と『グリーンピール』の違いをまとめることにしました。
グリーンピールとハーブピーリング3つの違い
私が「『ハーブピーリング』と言われる部類の商材」という言い方をすることからもわかるように、
『ハーブピーリング』と『グリーンピール』は全くちがったものです。
特にこれから説明する3つの観点から、両者は似て非なるものだということをご理解いただけるかと思います。
メカニズムの違い
『グリーンピール』も『ピール』という名前がつくので、ピーリングと思っている方が多いようです。
皮がむけるのにピーリングじゃない?とおもわれるかもしれませんが、一般的にピーリングといわれるものは、外から液体や物体を塗布して、強制的に剥離させていくものをいいます。
または、外からの直接的な刺激による剥離ではないにしろ、「細胞に傷をつけ、その傷ついた細胞の再生修復力を使って、さらに健康な状態に持っていく」という説明をされる業者さんもいらっしゃいました。
それに対してグリーンピールの最大の仕事は「ターンオーバーの正常化」です。
毛穴から経皮吸収されたグリーンピールのハーブは、肌の深部にまで届き、血流やリンパの流れをとおして細胞を活性化させます。その結果、肌は、自らの力で正常にターンオーバーができるようになるのです。
ピーリングが強制的な剥離であるのに対し、グリーンピールは決して強制的に剥離させるのではなく、ターンオーバーを正常化させることで、自然と剥離するというわけです。
ハーブ自体の違い
ハーブと一言にいってもその成分から製造工程まで当然ながら全く違います。
グリーンピールは100%天然植物で、ドイツのある土壌で育ったハーブのみを使用しており、さらにその製造法は長年の研究により生み出された特別な製造法。元々は、ニキビ跡や炎症、クレーターの治療目的で研究開発され、今年で66年。いまでは、ドイツでは、2300件を超える病院やサロンで愛用されています。
グリーンピール以外のトリートメントのハーブは、どこも日本製のハーブで、日本製であることを売りにしているようでした。
日本製かドイツ製かの違いも大きな違いの一つかもしれませんね。
また、中には人幹細胞入り美容物質と融合、、、等他成分と併せたことを売りにしているハーブ商材もありました。
導入方法の違い
ハーブの入れ込みについてですが、一見ただ顔の上でくるくるしてるだけのように見えるかもしれませんが、実はこのハーブの入れ方もグリーンピールの特徴の一つです。
グリーンピールのハーブはリンパドレナージュの技法を用いて吸収させていきます。精巧なリンパドレナージュの技術をもってして、初めてハーブは、最大限の効果を発揮するのです。よってグリーンピールはトレーニングを受け、正式な資格を取得して初めて取り扱うことができるようになっています。
ちなみに、リンパドレナージュとは簡単に言うと、リンパの流れを活性化させて、スムーズな流れを促したり、不要な老廃物を排出するものです。
そのため、グリーンピールはバセドウ病等、むやみにリンパの流れを促進することがNGとされる甲状腺に問題がある方はお受けいただけない、等の禁忌事項もいくつかあるので注意が必要です。
まとめ
このように『グリーンピール』と『ハーブピーリング』は
- メカニズム
- ハーブ自体
- 導入法
大きく3つの観点で全く別物だと思っています。
今回は敢えて【違い】にのみ注目し、どちらが良い悪いと評価は控えています。
ですが、いくつものハーブピーリングの業者さん(そのほとんどは、ここ数年にできた新しい会社)からお話を伺ったうえで、やはり、今回のサロン再開にあたっても、唯一無二のグリーンピールを使ってお客様に貢献していきないなと思った次第です。
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