厚生労働省の国民栄養調査によると、
国内の成人女性の25%近い人が、日常的にサプリメントを摂取しているといいます。
現代社会において、1日に、必要な栄養を食べ物からだけで補うのはとっても難しいことになってきています。
それは、忙しい現代人のライフスタイルのせいというものありますが、そもそも、ハウス栽培や、化学肥料を
使って作られる現代の野菜たちは、昔作られていた野菜に比べると、栄養価が格段に少なくなっているとも
言います。ひと昔前と同じだけの量を摂っていたとしても、もはやそれだけでは足りないということです。
本来であれば、食品から必要量の栄養を取り入れられるのは理想ですが、サプリメントで補わざるを得ないのは、
もはや致し方ないことなのかもしれません。
特に、美容健康に気をつけている人の中では、サプリメントはもはや欠かせないものですよね。
そんな、必須アイテムとなったサプリメントですが、
その摂り方や選び方、わからないことってないですか?私自身、サプリメント選びは非常に悩まされます。
せっかく摂取するサプリメント。より、効果的に体内に取り入れられるよう、基本的なことを
押さえておきましょう。
基本的なサプリメントの摂り方
サプリメントを飲むタイミング
サプリメントって、いつ飲んだらいいの?って思ったことないですか?そして、
なんで、薬みたいに飲むタイミングを明記してくれないんだろう?って。
ほんとですよね。書いて欲しいですよね。ですが、これは、薬事法という法律によって決められたこと。あくまでも、栄養補助食品であるサプリメント。 医薬品などと、一線を引くために、
タイミングなどを明記しないことになっています。
世に存在する食品も、食べるタイミングが決められたりしてないですよね。サプリメントも、
薬と違って、明確な効果、効用を約束されたものではないので、その飲むタイミングは指定されないのです。
指定はされないものの、やはり、ベストなタイミングはあります。
基本的に、栄養補強のためのサプリメントは食後です。
普通に食べ物を摂取するタイミングで一緒にとることで、吸収をよくします。
ただし、中には、食事をとる前の空腹時が良いサプリメントもあります。
その代表がアミノ酸系。アミノ酸の場合は、食事と一緒にとることで、
先にその食事に含まれているタンパク質を吸収してしまうので、
せっかくの凝縮されたサプリメントの吸収効率が悪くなると言われています。
また、カルシウムやマグネシウムも食後に飲むと消化不良を起こす可能性があるので、食間の空腹時が理想です。
他にも、
食欲を抑えるような効果が期待できるサプリメントなどの場合は、当然ながら食前に取った方が良かったり、
コラーゲンなどは、成長ホルモンが分泌される就寝中により効果的に働くよう、夜寝るまえが良いなどと言われています。
サプリメントは分けて飲む
サプリメントも様々ありますが、その多くは水溶性だったりします。
例えば、ビタミン類の場合。
ビタミンB群,Cは水溶性
ビタミンA,D,E,Kは脂溶性
水溶性の場合は、水に溶けますので、吸収率がとてもいい反面、尿としてすぐに排泄されてしまう可能性があります。
その栄養が吸収される前に排泄されては全く意味がありません。
というわけで、ビタミンB,C等をとるときは、1回で摂取量全てをとるのではなく、
1日に2、3回に分けてとる必要があります。
「ビタミン」という名前がついていないけれど、実際にはビタミン系であるサプリも多くあり、
例えば、妊娠前、中に良いとされる、葉酸などはビタミンBにあたります。
また、基本的には、脂溶性だったものの、吸収率を上げるために水溶化されているケースもあります。
数ある栄養素、それらをいちいち調べるのも面倒なので、私の場合は、もうサプリメントは、
全て1日数回に分けてとるように決めてしまってます!その方が簡単ですよね。
摂取する時は必ず水で
例えば、サプリメントの中には、お茶に含まれるカテキンやカフェインと一緒にとることで、
栄養の吸収をいちじるしく悪化してしまったり、そうした飲み合わせの悪いものがあります。
もちろん、サプリメントによっては、問題ないものもたくさんありますが、ごまんとあるサプリメントとあらゆる飲料
の組み合わせを全部試すことも難しいですし、そこまでの臨床もされていないことでしょう。
飲み物の中で、最も不純物の少ない、水でとることが、最も確実で、せっかくのサプリメントの効果を無駄にすること
がないということは、確実に言えると思います。
サプリメントの選び方
私にはどんなサプリメントが必要なのか。
そうはいっても、では一体どんなサプリメントをとったらいいのかとっても悩ましいですよね。
薬ではないですから、サプリメントを飲んだからって、体の不調がすぐに改善するわけではない。
でも、できるなら、より効果的な、自分に必要なサプリメントをチョイスしたい。
そこで、紹介させていただきたいサイトがあります。
NPOサプリメント協会のホームページのサプリメントデータベース
このHPは、とってもお勧め。
サプリメントの詳しい特徴、どのような不調にどんなサプリメントが効果的か、
ワンクリックで調べることができるので、
サプリメントを生活に取り入れてみようかなと思われている方は、参考にしてみてください。
どこのメーカーのサプリメントがいいのか?
これもとっても悩ましい。 例えば、いろいろ調べた結果、コエンザイムQ10を飲もう!!と決まったところで、
いろんな会社から出してますし、価格も様々。具体的にはどんな基準で選んだらいいのでしょうか。
まずは原材料をチェック!!
裏面に書かれている原材料をチェックしてみましょう。
ここは、食品と同じように、含有量が多いものから、順に書かれることになっています。
例えば、そこでその形状を維持するための素材や添加物(セルロース、ゼラチン、グリセリンなど)が前の方にきているものは要注意です。
あまりに添加物が多いものは、そのサプリメントの本来の効果を邪魔してしまいますし、場合によっては、逆に体に害になるほどの量が使われていないとも限りません。
原材料を見比べて、なるべく添加物が少ないものを、本来の成分が多く含まれているものを選びましょう。
合成 or天然?
サプリメントには、合成のものと天然由来のものとに分かれます。
- 天然のものからある成分を抽出して薬品などを合成しながら作ったサプリメント
- 天然のものをそのまま使ったサプリメント
天然由来のサプリメントと合成サプリメントどっちが良くて、どっちが悪いというような議論が
よくされており、その意見には賛否あるようなのですが、私個人的には、
なるべく天然のサプリメントを摂るようにはしています。
本来、栄養素は単体で吸収されるものではありません。 一つの食品の中にはいくつもの栄養素が一緒に含まれていて、
それら一式一緒に体内に取り込まれることで、初めてそれぞれの栄養素が吸収されるというもの。
そう考えた時、その食品のそのままの栄養素の組み合わせで体内に取り入れた方が少なくとも間違いはないかと思っています。
しかし、天然由来のものは、やはりその原材料の調達に苦労したり、サプリメントとして作る工程で手間がかかることもあり、どうしても高価になりがち。
一方の合成ものは化学的に作るものですから、大量生産しやすく、手に入りやすいので、比較的安価で買うことができます。
ただし、その形状を保持するために、添加物が異様に多かったりする恐れもありますので、慎重に選ぶ必要があるとは言えます。
値段で選ぶ
サプリメントの中には、驚くほど安いものから高価なものまで本当にピンキリです。
詐欺まがいの商品を除いては、その質は、ある程度金額に比例するのではないかと思います。
値段が高いということは以下のようなことが考えられます
- 含有量が高い
- 希少性が高い
- 生産に手間がかかる
- 素材の調達に苦労する
値段が高いには高いだけの理由があります。
確かに、質の良いものの方が、より良いのは当然ですが、サプリメントは続けなければ意味がありません。(全く効果のない安物では続けていても意味はないですが、、、)
サプリメント摂取をスタートする場合は、最低でも半年から1年以上は継続的にとるという前提でスタートしましょう。
まとめ
簡単に 栄養不足を補ってくれるサプリメントですが、基本的なこの2つのことを肝に銘じなくてはなりません。
サプリメントはあくまでも栄養補助食品
サプリメントは薬ではない
繰り返しになりますが、サプリメントはあくまでも栄養補助食品です。
栄養は食品から摂るのが基本で、足りないものだけをサプリメントで補うというスタンスでいる必要があります。
何もかもを、サプリメントで摂取し、ほとんど食品を口にしないという極端な人が存在するようですが、
そんな食生活は、例え栄養面で基準をクリアできたとしても、本来の人間としての消化機能の働きに異常が
出てくるのは容易に想像できます。
そして、食品でもなければ、薬でもないのです。
薬は、飲めばある特定の病気を治してくれたり、その症状を和らげたりするのが目的です。
一方サプリメントの場合は、どちらかというと、それを予防したりする手助けをするものと
考えた方がいいです。
サプリメントを飲んでいて、何かが改善されてきた!!!というよりは、何ヶ月も何年も飲み続けていて、
そういえば、調子がいいのは、サプリメントを飲んでいるおかげかな?ぐらいの感覚でいるべきかもしれません。
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