この時期に起こる肌荒れ。
夏の暑さが少しづつ下がっていき、徐々に秋らしくなっていく、、、、というような ゆったりした季節の変わり方なら
まだマシなのですが、近年よく見られるような、急激な気温の変化があるような時は、特に注意が必要です。
夏から突然秋に、ひどいと、秋を通り越して、あっという間に冬に突入してしまうような、
移り変わりをする年は、より肌あれを起こす方が多い傾向にあります。
そして、今年の秋もその傾向が。
そんな季節の変わり目に起こりやすい肌荒れの対処方法についてまとめてみます。
季節の変わり目に起こりやすい肌変化
夏から秋にかけて、または冬から春にかけてなど、季節の変わり目に起こりやすい肌トラブルというものがあります。
毎年、同じ季節に同じようなトラブルに見舞われる方であれば、分かりやすいですが、これも、ある時から突然起こるようになったりします。
今までなんでもなかった人でも、突然以下のような肌変化があったら、それは、この時期特有の症状かもしれません。
- ニキビが悪化する
- 急に乾燥する
- 敏感になる
- 今まで使っていた化粧水がピリピリする
- ゴワゴワ、ザラザラする
肌変化を起こす原因は？
急激な温度差影響
急激に温度が上がったり、下がったりすると、お肌の油分と水分のバランスが乱れてしまいます。
どうしても乾燥しがちになると、潤いを保とうとして皮脂が過剰に分泌されることがあります。
それが、皮脂詰まりの原因になり、ニキビを悪化させたりするのです。
夏に多く受けた紫外線による影響
ご存知の通り肌にダメージを与えるものの代表が紫外線です。
6月〜9月にかけては、1年中で最も紫外線を受けやすい時期。
この期間に、たんまり紫外線を浴びてしまったことにより、ダメージを受けた肌は、
ターンオーバーが乱れていたり、メラニン色素が増量してしまっていたり。
冬でも、夏でも、しっかり日焼け止めは使っていただいてると思いますが。
強い日焼け止めによる影響
夏はバカンスで南の島に行ったり、アウトドアスポーツをしたり、海に行ったりの機会が多くあるもの。
日常使いしている日焼け止め、とは別に、SPF高めの、日焼け止めを使ったりしている方。
SPF高め、と一言で言っても、いろいろですが、例えば、紫外線吸収剤等が入っているような
日焼け止めは、肌にダメージを与えます。紫外線からのダメージを防ぐために使う日焼け止めが
逆にダメージを与えてしまうということに。
夏が終わると、そうした、日焼け止めによる肌への負担の繰り返しが、肌のごわつきとして出てきます。
季節の変わり目の肌荒れ対策
早め早めのケアが大切
実は季節の変わり目の対策は、その時期に入ってからケアを変えるのでは遅いのです。
基本的には、こうした肌トラブルの原因の多くは表皮の問題。
ご存知の通り、表皮の生まれ変わりのことをターンオーバーと言い、その周期は28日間と言われています。
ですから、こうした時期に入る少なくとも１ヶ月前から予測して対策しておく必要があります。
では具体的に、どうしたケアをしておけば良いのでしょうか。
肌に優しい洗顔、クレンジングを
この時期のクレンジングは、あまり洗浄力が高すぎないものを使うのが理想。
普段洗浄力の強いオイルクレンジングを使っている方も、秋口に肌あれを起こしやすい人は、
この時期ばかりは、 洗浄力よりも、一定の水分と油分を保持してくれる、
クリームやミルククレンジングに変えることをお勧めします。
しっかりした保湿ケア
夏が終わると、美白化粧品のラインに切り替える方が多いようです。
化粧品メーカーの「夏に作ってしまった、シミの原因を早めに、、、、」というような売り文句に踊らされてはNG。
特に、敏感になりやすい方は、 この時期こそ、美白化粧品は我慢して、
保湿力の高いものに切り替えましょう。特に保湿効果の高い化粧水は必須です。
シンプルなケアを
季節の影響を受けない肌であれば、もちろん、シミ対策、しわ対策、美白対策などそれぞれ
お悩み別の美容効果のある化粧品を使うと良いですが、影響を受けやすい肌であれば、
この時期はごくごくシンプルなケアを心がけるのが大切です。
クレンジング、化粧水、クリーム の３つが基本。場合によっては、使える美容液もあると思いますが、
基本的に、栄養価の高い美容液は、肌が元気な時に使うのが効果的。
敏感な時は、美容液は休んでも良いと思います。
そして、間違っても、スクラブなどを使ったりしないように。
パックについても、例えば、化粧水がピリピリするほど、肌が敏感になっているような時は、
パックも控えた方が良いです。ごくごく、シンプルを心がけましょう。
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