年齢が最も出る場所の一つ。それが目元。
シワ、くま、くすみ、たるみ 目元のお悩みにも様々あります。
シワができないように保湿をしたり、
クマやくすみが出ないようマッサージしたり、
色々な対策をしていらっしゃる方も多いと思いますが、その前に確認させてください。
クレンジングはどうされていますか?
以外と軽視されているクレンジング。
お顔全体のクレンジングについても、軽視される傾向にありましたが、
最近はさまざまなメディアなどでも取り上げられ、
クレンジング重要性については少しずつ広まっているような気がします。
が、目元はどうでしょう。
「目元もきちんと落としてますよ。」とおっしゃるお客様ですが、、、、
さらにお伺いしてみると、そのほとんどの方が残念ながら間違ったお手入れをされていたりします。
高いクリームを使う前に、時間をかけてマッサージをする前に、
まずはクレンジングだけでも、改善されるかもしれません。
クレンジングが余計にしわを作っている
クレンジングでメイクを落とすどころか、余計に負担をかけてしまっている。
これが、多くの方が起こしている間違いです。
確かに、メイクは落ちているしかし、間違ったクレンジングは肌に負担をかけ
余計にシワやたるみの原因になってしまいます。
なぜ目元のクレンジングがそこまで大事なのか
なぜそんなに、目元のクレンジングが大事なのか
それを理解することで、今後のお手入れが変わるかもしれません。
大事だとはわかっていても、その理由がわかって、初めて行動って伴うものですよね。
目元のクレンジングが大事な理由、
それはズバリ目元がお顔の中でも最も老化がすすむパーツであるから。
では、なぜ目元が最も老化がすすむのでしょう。
極めて皮膚が薄い
体の皮膚は分厚いところでは、1.5mm
お顔の皮膚は平均して、0.1~0.2mm
それに対して、目元の皮膚はなんと、0.02mm
ほどしかありません。
それだけ皮膚が薄い目元です。
お顔の他の部分と比べたら、当然乾燥もしやすいし、紫外線の影響も受けやすい、
つまり外界からのダメージを特に受けやすいところなのです。
頻繁に皮膚が動く場所である
人は、生まれた瞬間から、生きている限り瞬きをします。
1日に15,000回以上もまぶたと動かすと言います。瞼を動かすとともにそこの皮膚も動くわけですから、
その動きに沿ってしわができやすくなるのは当然といったら当然です。
目を酷使している
コンタクトの使用や、テレビやスマホの見過ぎで、目を酷使しすぎているなど、
現代人ならではの目元のトラブルも一つの要因です。
目を酷使することで、目元の血流、疲労、過剰な瞬きや、変なくせ。
さらに、目をこすってしまったりの動作が日常的になると、さらに目元の皮膚に負担がかかります。
ポイントメイク
目元は最も皮膚が薄いにも関わらず、最も上からお化粧を重ねる場所でもあります。
ファンデーションに、パウダー、アイブローにアイライナー、そしてマスカラ。
さらにプラスアルファでベースメイクなどを入れれば、さらに。
お顔の中で、こんなに色々重ねるところってないですよね。
最も皮膚が薄い場所にも関わらず、これだけの理由があるのですから、
やはり目の周りの皮膚にかなりの負担がかかっているのは容易に想像できます。
ここで ついつい、じゃ専用のクリームを買わなきゃ!!となりがちなのですが、
確かに、アイクリームも大事です。
がそれよりもまずは、クレンジングを見直すことが先決です。
これはお顔も同じことですが、良いクリームや美容液を使っても、
その土台が整っていなければ、効果は半減です。
クリームや美容液が、きちんと働くような肌状態に持っていくことが先で、
そのためには綺麗にメイクを落とすこと。
そして、間違ったクレンジングによる負担を減らすことが大事なのです。
目元のクレンジング大切な4つのポイント
専用クレンジングで
お顔全体と、目元のクレンジングを、まとめて済ませてしまっている方がかなり多いように感じています。
目元の皮膚は特に薄いのですから、やはり専用のポイントメイク落としを使うことをお勧めします。
そしてやはり、個人的には、オイルタイプよりも、ミルクやジェルタイプをお勧めしたいです。
あまりにしっかりメイクをされるのであれば、洗浄力を考えなければいけませんが、
一般的な普段のメイクであれば、ミルクやジェルでOK。
オイルクレンジングの洗い残しは、すぐに目の周りのくすみとして現れます。
クレンジング丁寧に
メイクは、確かに落ちているもののそのクレンジングの仕方で逆にしわを作ってしまっている方がいらっしゃいます。
クレンジングは基本的には、汚れを浮かせて落とすもの。
ゴシゴシ、こするのは絶対NG。とくに目元はしわと作る原因になってしまいます。
そのためには、使う量も重要。
けちって少量を使うとどうしてもクルクルなじませるときに摩擦してしまい負担になります。
たっぷり量を取ることが、上手にメイクを浮かせるポイントです。
マスカラは綿棒とコットンで
マスカラはなかなか落としづらい。
綺麗に拭きとりで取れればいいですが、さっと取ることができなければ、
綿棒とコットンを使って丁寧に落としましょう。
まず落とす方の目をつむったら、まつげの下に滑り込ませるようにコットンを置きます。
(コットンの上に、まつげが乗っている感じ。)
そしてクレンジング材を染み込ませた綿棒をまつげの上からくるくると滑らせるように回す。
コットンと綿棒でまつげを挟み、コットンの方にマスカラの汚れを擦り付けるようなイメージです。
さっと拭くだけでは拭き取れないマスカラやアイライナーはこんな風に丁寧にとるようにしましょう。
クレンジングシートには注意
最近、クレンジング材が最初からシートに含まれていて それだけでお顔も目元も
さっと拭き取るだけでOKというクレンジングシートのCMなどよく見ます。
確かに、帰りが遅くなったり、飲んで帰った日などはとくに、そんなシートタイプでささっと
済ませて布団に入り込みたくなっちゃうこともありますよね。
しかし、正直これはお勧めできません。
市販のクレンジングシートは、例外なく石油系界面活性剤が使用されてます。
洗浄効果はとても高いですからそれだけでかなりお肌に負担をかけている上、
その活性剤はお肌に残った状態です。その上に、ローション&クリームをのせても、、、
少なくとも、シートを使ったあとは、さらにしっかりと洗顔をしなくてはいけません。
であれば、最初からクレンジングシートなど使わず、ちょっと面倒でも
きちんとクレンジングでメイクを落とすべきです。
シートタイプは基本的にお勧めしませんが、もしもかなりしっかりめのアイシャドウや
マスカラを使った時にシートを使うようなことがあった時は、
必ずその上で目元をきちんと洗顔するようにしましょう。
間違ってもクレンジングシートを使って、そのままローションをのせることのないように。
クレンジングしながらマッサージ!?
時どき、クレンジングの時に一緒に目元のマッサージをされている方が
いらっしゃいますが、これはあまりお勧めできません。
クレンジングは、こすって落とすのではなく、汚れを浮かせて落とすもの。
一方、マッサージというのは、こするわけではないですが、
指を滑らせて、一定の圧をかけながらやるもの。
指の使い方がやはり違います。
目元に限らず、お顔のクレンジングでもマッサージをされる方がいらっしゃるようですが、
クレンジングとマッサージは別物、一緒にやることで逆に肌に負担をかけてしまいますのでNGです。
まとめ
目元のクレンジングは、一見「落とすだけ」のようですが、注意が必要なポイントがいくつもある大事な工程です。
最も年齢が出てしまうところなだけに、特に丁寧に扱わなくてはならないですよね。
今まで、目元のクレンジングを適当に済ませていた方。
アイクリームや美容液を取り入れる前に早速、目元のクレンジングに気をつけてみてください。
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