結局どっちが効果的? 化粧水は手 orコットン

コットン か 手か

化粧水は、コットンを使ったほうがいいの?

手で直接使ったほうがいいの?

これよく聞かれる質問です。

実際、エステティシャンや美容家さんの間でも、

手でやるべき!!という人もいれば、コットンを使うべき!!という人もいて、

何を信じたらいいか迷ってしまいますよね。

ズバリ、コットンを使いましょう!!

とか

手でつけましょう!!

と言い切れればいいのですが、そう一言で言いづらい理由があったりします。

今回は、化粧水の使い方、手とコットンいずれのメリット、デメリットを解説した上で、

個人的な見解を述べたいと思います。

化粧水を手で使うメリット

最近では、めっきりお見かけすることがありませんが、一時期テレビにでまくっていた、

美容家の佐伯チズさん。

彼女は、スキンケアにおいて、「手は最高の道具」といういことを盛んにおっしゃっていました。

ご存知の方も多いのではないでしょうか。本当にその通りだと思います。

手で化粧水を使うことで、自分自身の手で、毎日皮膚を触り、確認することができます。

特に、その日の化粧水の入り具合などは、手で化粧水を使っている方であれば、

その違いは容易に把握することができると思います。

効果的なスキンケアにおいて、最も難しく、しかし大切なことは、自身の肌を見極めることだと思っています。

そういう意味では、手で化粧水を使うのは、とても有効であることは間違いありません。

また、化粧水を乗せた上で、しっかり手でプレスすることで、

その暖かさによりしっかり浸透させることができます。

これは、決してコットンではできないこと。

化粧水を手で使うデメリット

大きなメリットがある一方で、とても重大なデメリットもあります。

それが、清潔な状態で化粧水を使えるかということ。

実は手は雑菌だらけだったりします。

特に、ニキビができやすかったり毛穴トラブルが多い方などは、

せっかくたっぷりの化粧水で保湿したとしても、手に雑菌がついていれば、ニキビの助長に繋がります。

手で、化粧水を使うのであれば、必ずその前に石鹸で手を洗い、

清潔にした状態で化粧水を取る必要があります。その時は、手を拭くタオルにも気をつけましょう。

化粧水をコットンで使うメリット

面積の大きい頬やおでこであれば、手で化粧水を乗せてもきちんと浸透させることができますが、

小鼻や目元などの細かなところは、コットン の方が しっかり化粧水をつけることができます。

満遍なくつけることにおいては、コットンの方が優秀だと思っています。

また、手でつけるとどうしてもお顔に載せるときにこぼしてしまったり、

使いずらさがありますが、コットンであれば、そうした問題はなく、

扱いやすいというのも大きなメリットの一つです。

そして、たっぷり化粧水を含ませることで、パック代わりに使うことも可能です。

化粧水をコットンで使うデメリット

初めて当サロンにお越しのお客様に、普段のホームケアを実演していただくと、

ほぼ80%のかたがそうなのですが、とにかく 非常に強くコットンで皮膚をこすっていらっしゃるのです。

そう、コットン使用の最大のデメリットは、強くこすることで、逆に肌を傷めてしまうということです。

コットンを使うのであれば、ケチらず、たっぷり化粧水を含ませることが基本です。

それをせず、ケチって少量を取り、顔をこすってしまうことが、コットン=NGとなってしまう理由です。

また、使うコットンの質によっても大きく違います。

ややり安い質の悪いコットンは毛羽立ちやすく、保水力も悪くよくないです。

選ぶ時は、大判で保水力高く毛羽立たないものをチョイスしましょう。

ちょっとまとめてみましょう。

化粧水を手で使うメリット

  •  肌状態を確認しやすい
  •  プレス効果がある

 

化粧水を手で使うデメリット

  •  雑菌がつく可能性が高い
  •  こぼしやすい
  •  細かなところに浸透させずらい

    化粧水をコットンで使うメリット

     

  •  小鼻や目元なく、満遍なくつけられる
  •  扱いやすい
  •  パックがわりに使える
  •  清潔を保てる

 

化粧水をコットンで使うデメリット 

  •  使い方によって皮膚に負担になる
  •  場合によって量を消費する
  •  コットンの質によっても違う

拭き取りクレンジングの場合は?

コットンを使うか 手を使うかは、

上記のメリットデメリットをベースに自身で会う方を選べばいいのですが、

絶対にコットンを使うケースがもあります。

その一つが、洗い流さないクレンジングをする場合。

実は、ベルソワン で、 最善のクレンジング方法としてお客様にお勧めしているのは、

この洗い流さないクレンジングです。

洗い流さないクレンジングについては、また別記事で アップしたいと思いますが、

要は、クレンジングをした後、水やおゆでバシャバシャ流すのでなく、コットンに化粧水をとり

化粧水でふき取るというものです。

この場合は、必然的にコットンの使用が必須となります。

実は、ヨーロッパでは、水道水に石灰分が多すぎるため、基本的には水道水で顔を洗うのではなく、

化粧水ふき取りや、または水道水で流したとしてもその後、

改めて化粧水やミネラルウォーターで拭き取ったりしています。

洗い流さないクレンジングをするのであれば、

上手にコットンを使うテクニックはマスターしておいたほうが良いですね。

 

コットン or 手 結局どうすればいいの!?

ということで、私の場合は、洗い流さないクレンジングをしていますので、

基本的にはコットンも使うし、手も使っています。

クレンジング後、ティッシュで軽く余ったクレンジング剤を拭き取り、

その後、たっぷりの化粧水を含ませたコットンで優しく拭き取ります。

もう一度コットンに化粧水を含ませて小鼻や目元など、細かなところまでしっかり行き渡らせます。

基本は、ここまでですが、

時間的&心に余裕がある時は、ここでさらに手に化粧水を取り、

しっかりしっかりお顔全体にプレスしながら入れ込んだりします。

コットン拭き取り & コットン保湿 &手でプレス

のトリプル使用です。

では、水で流す洗顔をしていて、コットン拭き取りをしない場合は、どうなのか!?

正直、とっても悩ましいですが、、、、、

トータルで考えると

手  で良いのではないでしょうか。

どちらもメリットデメリットあるので、断定するのはとても難しいです。

しかし、肌の調子を手で確認できる。特に、化粧水の入り具合がわかりやすい つまり

その日の肌状態を把握しやすい という意味で、 手を使うメリットは大きいです。

先ほども触れましたが、

スキンケアで最も大切なのは、自身の肌状態を見極めるようになることです。

そういう意味で、スキンケアに自信が ない人ほど、手を使った方が良いかもしれません。

 

また、ちなみにの話ですが。

ベルソワン メニューの人気ナンバー1のグリーンピール。

グリーンピール 中は、専用の化粧水を使いますが、これは、拭き取り用です。

もちろん、保湿の意味もありますが、基本的には、たっぷりの化粧水を含ませて、

前に塗ったクリームを拭き取る行程に使いますので、コットンの使用は必須です。

また、ポイントメイク落としなどには、コットンは必須ですし、

普段は化粧水は手でつけていたとしても、コットンも抵抗なく使えた方がいいですよ。

上手なコットンの使い方 4つのポイント

安すぎるコットンはNG

はっきり言って、コットンは値段に比例します。

安すぎるコットンは大抵薄く、毛羽立ちやすく、水分保持力が低い。

安いコットンは出回っていますが、一定の金額以上のものを使うようにしましょう。

ケチらない

コットンがNGと言われる所以は、肌に負担がかかる可能性があるから。そうならないためにも、

たっぷりの化粧水を含ませることは絶対です。よく、使用方法の欄に、

「500円玉大をコットンにとり」と書いてあったりしますが、はっきり言って、少ないです。

その倍くらいとってもいいと思います。

こすらない

こすってしまうのであれば、コットンは使わない方がいいです。手を使いましょう。

こするのではなく、滑らせるような感覚です。そして、その圧は、思っているよりも、

ずっと優しく力を入れずに滑らせましょう。

ひんやりしたら、ハンドプレス

十分量をコットンにとって入れば、皮膚はひんやりしていると思います。十分に潤ったと

感じたら、そのあとは、手を使ってしっかりプレスしましょう。

余裕があるようであれば、さらに化粧水を追加して手に取り、プレスするのがベストです。

 

まとめ

いかがでしたか?

コットン使用か、手か 迷われている方の参考になりましたでしょうか。

どちらも、メリット デメリットがあります。

それを把握した上で、自身が 使いやすい方にすれば良いと思います。

ですが、コットンも 手も スキンケアにおいて 必須アイテムであることは間違いありません。

上手に使って、使い分けて スキンケアライフを楽しみましょう。

 

 

 

 

 

 
コットン か 手か

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